夢中遊行

書評のようなもの

横溝正史『人面瘡』を読んだ

初出は『講談倶楽部』1949年12月号。この作品の舞台は信州で、金田一耕助の登場もありませんでしたが、1960年7月の『続刊 金田一耕助推理全集第2巻』収録の際、舞台を岡山に移すと同時に、金田一もの(磯川警部も?)に改稿されたそうです。 評価 世界観:4点 『不死蝶』に続く地方モノ。岡山・鳥取県境の湯治場が舞台。『八つ墓村』付近かよ。洞...
書評のようなもの

横溝正史『支那扇の女』を読んだ

幾度かにわたって形を変え、現在……といっても1960年出版時の姿に落ち着いた作品。もともとは『ペルシャ猫を抱く女』という短編でした。これも昔、読んだことがあります。女性をモデルとした絵画と華族令制定の時期が事件の鍵になる点は同じ。 あらすじ 昭和32年8月20日の早朝、パトロール中の成城署の木村巡査は、小田急線の陸橋から飛び降り自殺を図った若い女を取...
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