書評のようなもの

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『ミステリを書く! 10のステップ』は深い!

タイトルどおり「ミステリを書く」方法を説いてくれる著作で、推理小説家・ミステリー作家を目指している人、あるいはその方面に興味がある人は、多くの有益な示唆を得ることができるんじゃないかと思います。 著者は野崎六助という、ミステリー作家・文芸評論家の肩書をお持ちの方。失礼ながら初めて知りました。 実は最初、浅薄なハウツー本と侮って(重ねがさね失礼!...
書評のようなもの

『谷崎潤一郎 犯罪小説集』を読んだ

恥ずかしながら、 初めて谷崎潤一郎を読んだ。したがって『細雪』や『春琴抄』などの名作も、もちろん読んではいない。『犯罪小説』というタイトルに惹かれて手を出してみたけど、まあ、こんなもんかって感じ。 『柳湯の事件』は結局のところ、狂人の妄想。『途上』は序盤でネタバレ。『私』は、最後に至ってどんでん返しがあるかと思いきや……。最後の『白昼鬼語』は少し長い...
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