※記事の内容は、ゲームプレイ上のフィクションです。

前回の話の続きなんですが、吉永GMってどうして監督をお辞めになったんでしょう?

吉永GMとしては、チームを成長軌道に乗せた段階で然るべき人に後を託す、というのが既定路線だったようです。おそらく事業の方に力を入れられるんでしょう。その証拠に吉永GMは、ここ一週間ばかり金○湖畔の工房にこもって炭焼きをされています。

何焼きですって?

炭焼きです。吉永GMが所有している民宿に隣接して、炭焼き窯を備えた工房があるんですよ。そこもGMの持ち物なんですけど。普段、GMはパイレーツスタジアムに隣接する本社ビルの最上階でお仕事されてますけど、最近は頻繁に工房に足を運んで、竹炭を作っているみたいです。ま、今どきリモートで仕事はできますからね。

竹炭って何に使うんですか?

いろいろと用途はあるそうですよ。調湿とか脱臭・空気浄化とか水質浄化・ミネラル放出とか。以前、商品化を検討されているようなことを話されてました。

それはさておき、野球の話に戻して……と、吉永GMが監督をお辞めになった後の体制ってどうなるんでしょうか?

はい。先日、来季のコーチングスタッフの陣容が以下のとおり発表されました。

メインは緒方孝市二軍監督の昇格です。緒方さんと球団との契約期間はあと1年なんですが、よほどのことがない限り、来年以降も更新されるんじゃないでしょうか。

赤堀投手コーチと小早川打撃コーチも昇格ですね。内川さんが二軍打撃コーチでチームに残ってくれたのはホッとしました。倉本さん(四国ウェーブキャスト解説者)も三軍打撃コーチとして復帰してくれるんですね。

あと、阪急→オリックスで活躍した星野伸之氏の三軍投手コーチ就任が決まっています。

あの芸術的な“超”スローカーブを操ったピッチャーですよね。

よく知ってますね。星野さんが阪急ブレーブスで活躍したのは、おそらく南海さんが生まれる前ですよ。

阪急といえば、豪速球で太く短いプロ野球人生を駆け抜けた山口高志投手も知ってますよ。投げ終わった後、右手の指にマウンドの土がくっついてたとか。

南海さん、歳いくつなんですか?

へへ、ぜ~んぶ家族からの受け売りです。ま、それはいいとして、このオフにチームを去ることになった選手が例年より多いと聞いたんですが。

シーズン中のトレードも含めて以下のとおりです。

なお、FAでオリックスの山本由伸投手を獲得できました。

ええっ! 山岡泰輔投手と並ぶオリックスのエースじゃないですか。なんで放出されたんでしょう?

吉永GMにデータ分析の結果を見せてもらったんですが、意外なほど数値が落ちているんですよ。まだお若いので、うちで復活してくれれば万々歳なんですが。


ちなみにコーチといえば、昨年引退した田中靖洋元投手がドミニカン・ルーキーリーグ:レイズの投手コーチに就任しました。

歳内さんと一緒に向こうでコーチ経験を積んで、いずれは復帰してもらいたいですね。

最後にドラフトでの獲得選手を列挙しておきますね。

投手4人、うち大卒3人、高卒1人、内野手と外野手を3人ずつ。野手は長打力重視の傾向で、これは橋本選手に次ぐ長距離砲育成が目的です。ピメンテル選手にやや衰えが見えることもあるし、そもそもチーム本塁打は127本(リーグ6位)で極端に少ないわけじゃないけど、決して多いとも言えませんからね。二桁打っているのは、橋本選手54本・ピメンテル選手24本・ガルシア選手16本の3人だけだし。
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