※記事の内容は、ゲームプレイ上のフィクションです。
パイレーツ快進撃~初のプレーオフ進出

躍進のシーズンが終わりましたね。

オープン戦終盤に斎藤涼真選手と青山浩二投手が離脱して、どうなることかと思いましたけど、まさかまさかのプレーオフ進出とは。しかも、ガッチリと優勝争いに絡んじゃって。8月の11連勝で、もしかしたらこのまま突っ走っちゃうかと夢を描きましたけど。

さすがにパ・リーグの猛者どもは、そこまで甘くなかったですね。11連勝後の5連敗で一気にチームが意気消沈してしまいました。特にソフトバンクとの直接対決で3連敗は痛かったです。最後に若さが出てしまったということでしょう。ちなみに月別の勝敗はこのとおり。
4月:10勝11敗
5月:17勝9敗
6月:14勝11敗
7月:13勝8敗
8月:16勝11敗
9月:11勝13敗
最終戦績は81勝63敗の勝率.563、貯金18で堂々の2位という、まずもって立派な数値。優勝は7ゲームの差をつけられて王者・ソフトバンクに持っていかれましたけどね。

今季は、1点差ゲームが30勝18敗、延長戦勝ちが10勝2敗ですから、勝負強さも際立ってましたよね。

加えて、球団初の打撃タイトルを3部門にわたって獲得しました。前川将大選手が.322で首位打者、橋本史隆選手が54本で本塁打王、そしてここ数年うちの指定席になってる盗塁王は59個で前川選手と斎藤涼真選手が分け合うという、華々しさです。

投手部門では、沖田将之投手が39セーブで盤石の守護神ぶりを発揮してくれました。これで最多勝とか防御率一位投手とかが出てくるようになれば、さらに優勝が近づきますね。
今後の課題と展望

来季は、いよいよリーグ優勝を目標に戦っていくことになりますね。

優勝争いというのは一種特別な状況なので、ここをタフに乗り越えていくためには経験値を積むしかない部分もあります。その点、今季の激戦を経験したことは大きな糧になりましたね。

気になるのは、二軍・三軍とも最下位に終わったこと。今の主力選手に次ぐ若手の成長が滞っているんでしょうか?

個々の選手の力量としては、伸びている人・今後の飛躍を期待されている人がいます。北道尚樹投手を筆頭に、去年のドラ1・加藤孝之捕手とか、岩本操選手とか、奥村学選手とか、鵜藤正則投手とか、あと、まだ支配下登録されていませんけどインターナショナル・コンプレックスのエディ・ブラスコ選手も注目のプレーヤーですし、特に奥村選手は、球を捉える技術においては首位打者の前川選手よりも上だとする評論家もいるぐらいですからね。

ただ、個々の選手の成長がチーム力の強化に結びついていない部分があると、吉永GMも仰っていましたね。

その吉永GMですが……

何か?

来季以降は現場を離れる意向を明らかにされました。

はあ!? GM兼任監督をお辞めになるってことですか?

はい。ただし、GM職はそのままで監督からは身を退かれ、その代わりに……代わりというのも変なのですが、球団のオーナーに就任されるようです。オーナー兼GMということですね。

要するに、もっと偉い人になっちゃうってことですか?

吉永GMはその「偉い人」って呼称を嫌っておられますので、まあ「立場が上の人」とでもいいましょうか……。

……

そもそも、瀬戸内パイレーツ球団の創設にあたっては、○○製紙、○○放送、○○新聞、JR四国といった在四国の有力企業から出資いただいているわけですが、そこに吉永GMが代表取締役を務める株式会社アーバングロースという会社も関わっています。
アーバングロースは、交通事業を中心に都市開発を手がける企業なんですが、近年「都市と農村の共生」をキーコンセプトに農林水産業を基軸とした地方創生の分野にも力を入れておられまして、吉永GMが球団の創設に関与して初期のチーム作りに尽力されたというのも、地方創生の一環といいますか、そういう背景があったからとのことで、このたびそのアーバングロースが球団の株を買い増しして筆頭株主になったというわけです。

難しいことはちょっとよくわかんないんですけど、吉永GMがチームから完全に手を引いちゃうわけじゃないんですね?

もちろんです。吉永GMは根っからの野球好きな方ですから。呼称も今までどおりに「吉永GM」で、と仰ってました。ただし、ゲームシステム上はオーナー兼任GMという設定は不可能なので、形としては同一人物が二役を務めることになります。

つまり、吉永オーナーが吉永GMに指示とか出すわけですか。なんかヘンな感じですが、とりあえずホッとしました。
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