※記事の内容は、ゲームプレイ上のフィクションです。
試合数の変更について
さて、2021年が明けて再びペナントレースが間近に迫ってきました。
楽しみですね～
いきなりですが、今シーズンから1チーム当たりの試合数が144になります。
去年はたしか147試合だったので3試合減っちゃうんですね。どうしたんでしょうか？
実はこれ、昨シーズンにおける、ちょっとした逆転現象の発生が原因なんです。これを見てください。
東地区優勝の日本ハムと西地区優勝の西武、それからワイルドカード（地区優勝チームを除く勝率1位）のソフトバンク。この3チームがプレーオフに進出し、結果的にソフトバンクが日本一になりました。では、こちらの図を見てください。
あれっ？ パ・リーグ全体では、日本ハムよりも西地区3位のオリックスのはうが勝率がいいんですね。オリ姫（オリックスの女性ファン）さんたち、お怒りじゃないでしょうか？
そうなんです。「オリックスがプレーオフに進出できないのはおかしい。制度上の欠陥だ！」ということで。
東西格差がもろに顕れたシーズンになったんですが、地区が分かれているとはいえ、8球団が総当たり戦を戦うので、こういうことは起こり得るわけです。かといって、各地区でクローズさせてしまうと、例えばうちでいくと、西武とオリックスとソフトバンクの3チームとしか試合をしなくなってしまうし。
そこで来季は同地区での対戦カードをやや増やすということになりました。具体的には、同地区の3チームとは各24試合ずつの計72試合、他地区の4チームとは各18試合のこれも計72試合、合計144試合となるわけです。
格差がうまく解消されるといいですね。それはそうと、実は前から疑問に思っていたことがあるんですけど……。
はい？
地区割について
パ・リーグの地区割についてなんです。埼玉西武ライオンズの本拠地・所沢市って、地図で見ると、東海フェニックスの本拠地・静岡市よりも東にありますよね。なんでパ・リーグの東西の地区割では、西武が西地区、東海が東地区に入っているんですか？
なかなか鋭い指摘ですね。西武には「西」の字が、東海には「東」の字が入っているので、それに因んで……などというダジャレめいた理由ではありません。
NPBの方でもいろいろ検討を重ねた結果、現状の地区割に落ち着いたのは西地区に2つの新球団を集めないためなんです。瀬戸内パイレーツは地理的に西地区に入らざるをえません。そのうえ東海フェニックスまで西になると、4球団中2球団が新規参入ということになって、地区格差というか強弱のバランスが崩れることを恐れたんでしょうね。現実にはそんなバランスを考慮するまでもない格差が露呈してしまいましたが。
そうですね。結局、パイレーツを除く西地区の3球団が勝率1位から3位を独占しちゃいましたからね。
他球団の動き
話題を変えて……他球団の情報です。昨年のプレーオフ敗退後に電撃辞任した読売・原辰徳監督の後任ですが、何と米国人マット・J・デービス（Matt J.Davis）氏の監督就任が決定しました。
謎の人物だとかうわさを聞いたんですけど……。
ノースカロライナ州ウィルミントン出身の39歳というだけで、経歴その他がまったく不明なんです。野球に関してどんなキャリアを積まれてきた方なのかもわかりません。
読売にしては思い切った人選だと思いますけど……なんか不気味。ま、パイレーツにはあまり関係ありませんよね。
オープン戦とかいろいろ
また話は変わりますけど、オープン戦は9勝15敗と大きく負け越してしまいましたね。あのひどい予想（↓）が的中しないか、心配なんですよ。
確かにオープン戦の終盤で負けがこみましたからね。南海さんをはじめ、ファンの方々の心配はもっともなんですが、ま、しょせんオープン戦は調整が目的ですから。
ピメンテル選手も来日当初に比べて、ずいぶん日本の生活にも慣れてきたようですし。先日は、ドミニカンの同僚3人（イノーア投手・グティエレス投手・ガルシア選手）と一緒に、内川選手たちに高松まで讃岐うどんを食べに連れて行ってもらって「Esto es delicioso」なんて喜んでましたよ。
ちなみに、彼らが食事をしたのは『ざいごうどん本家 わら家』（↓）という店です。ここの釜揚げうどん、うまいんですよ。
じゃ中峰さん、今度連れてってくださいよ。
そうですね。高松遠征時にでも考えときましょう。それはそれとして、開幕直前に発覚した乙坂選手の急病が心配です。
びっくりしました。キム博士でしたっけ？ 記者会見では「ブタやアカゲザルにしかしたことのない手術」って仰ってましたけど……。
金承洙（キム・スンス）博士は、世界的に有名な韓国の眼科医とのことですから、僕たちとしても信じるしかありませんよね。手術の成功と1ヶ月半での復帰を祈ってます。
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