大東亜興亡史 始めました

大東亜興亡史

リアルの戦争や争いごとは言うまでもなく嫌い。ただ矛盾するようですが、大の戦略シミュレーションゲーム愛好者でして、『信長の野望』『太閤立志伝』『戦国史』『源平合戦』などの歴史モノから、『銀河英雄伝説』『Stellaris』『Almagest』といったSFモノ、『Hearts Of Iron』『太平洋戦記』等のウォーシミュレーション…と、いろいろ手を出しています。

そんな中、巷の評判はさほど芳しいわけではないのに、以前からどうにも気になって仕方のなかったタイトルをついに購入。

ゲームの概要は公式サイトを参照いただくとして……

硬派な戦略シミュレーションとして名高い(?)ジェネラルサポートの『太平洋戦記』シリーズをやり込んできた自負もあり、こういった系統のゲームには慣れていたつもりでした。

んで、少しナメてかかったら、勝手が違ってなかなかに難しい。本来は楽勝であるべき、最初の〈盧溝橋事件〉で苦戦。

何と言っても国民党軍の戦闘機がやたら強力なんですが。

調べてみると、ルーズベルトのレンドリース法に基づいて米国から供与された機体でした。米国や豪空軍では戦闘機ではなく偵察機として運用されたらしいのですが。

こちらは仏軍で採用された機体。なぜか国民党軍が運用しています。

帝国陸海軍も1機ずつ購入して、和製戦闘機との性能比較を行ったらしいのですが、96式艦上戦闘機と97式戦闘機双方に総合性能で劣るとされたとのこと。その程度の戦闘機なら、こちらに零戦が配備された暁には敵じゃありませんね。

ただ現状では、日本軍の主力戦闘機はこれ。

複葉機です(^^; が、機体もエンジンも日本人が初めて設計・製造した戦闘機だそうです。

零戦の登場まで、空では苦戦を強いられそうですね。20mm機銃で敵機を粉砕できる日を待ちわびつつ、頑張ってプレイします。

追記

慣れたら楽勝! ゲームシステムを把握するにつれ、全体像が見えてきました。戦略シミュレーションの醍醐味という点からすると、やはり『太平洋戦記3』には遠く及ばない、というのが正直な感想です。

シナリオルートを辿っていく方式に期待していたのは、例えば「盧溝橋事件」から「張鼓峰事件」にどういう背景や経緯でつながっていくのか、満州事変から日中戦争へとつながる一連の動きの中で、何かしらの関係性を示唆する説明なり記述なりがあるのかというところだったのですが、残念ながら……。
実際には両事件の間に直接の因果関係などないし、それをむりやり結びつけようとすると誤った歴史解釈を示すことになりかねないという恐れもあるでしょうけど。
「盧溝橋事件」を戦った由田口、氏、二木といった将校が、場所を変えて「張鼓峰事件」でも登場するあたりは、ゲームシステム上やむを得ないにせよ、かなり興醒めです。

かくなる上は、架空シナリオ狙いで進めていこうか。

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