“今週”のトリックはしんどいので、今回から“今月”のトリックとしました。
それにしても、パッと目を惹くようなトリックをなかなか思いつけませんな。すぐにネタバレしそうな浅くて簡単なものばかり。
パズル本を何冊か借りてきて目を通してみましたが、どれもこれもピンと来ないし……。 パズルを原理のレベルにまで落とし込んで理解した上で、ある程度現実に即したトリックに再構成するという、わかったようなわからんような、実際に実行するとなると途方もない時間と労力がかかりそうな作業に、取り組まねばならんのでしょうか?
アイテム:防犯カメラ
常識
レンズが捉えた情景をそのまま録画する
反常識
虚構も録画できる
原理
カメラの存在を前提に芝居をする
録画データに細工をする
錯覚対象
視覚=事実でない情景を、あたかも事実のように見せかける
規則法則:点検のために定期的に停電する
常識
停電中は電化製品を使えない
反常識
停電中も電化製品を使える
原理
発電機を持ち込んで使う
別の場所の冷蔵庫を使う
錯覚対象
能力=停電中だから冷蔵庫で死体を冷却できず、死亡推定時刻はごまかせないはず
場所=死体を運搬して、別の場所で冷蔵庫を使い、 死亡推定時刻をごまかす
思考言動:地域住民からのクレームがある
常識
登下校路の周辺は騒々しい
反常識
登下校路の周辺でも静か
原理
そもそも登下校路の周辺ではない
休日である
錯覚対象
場所=犯行現場は登下校路の周辺でなく、別の場所
時間=犯行時刻は登下校の時間帯でなく、別の時刻
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